【品川プリンスホテル Nタワー】自律走行型デリバリーロボットを10月2日（月）より運用開始

株式会社プリンスホテル(本社：東京都豊島区東池袋3-1-5、代表取締役社長：赤坂茂好)は、運営の品川プリンスホテル Nタワー（所在地：東京都港区高輪4-10-30、総支配人:橋本哲充）に導入する、客室に荷物を届けるデリバリーロボット「Relay(リレイ)」の運用開始日を2017年10月2日（月）に決定いたしました。

デリバリーロボット「Relay」の運用イメージ

「Relay(リレイ)」はシリコンバレーに拠点を置くロボットベンチャー Savioke(サビオーク), Inc.が開発・製造した自律走行型デリバリーロボットで、障害物を回避しながら自動走行し、エレベーターにも自動搭乗し客室のドア前まで到達することが可能な機能を備えています。導入にあたり、まずは客室アメニティデリバリーからスタートさせ運用ノウハウの蓄積を図り、今後のホテル内デリバリーの利便性向上や運用の効率化へ向けた第一歩といたします。

品川プリンスホテル Nタワーは、2013年のリニューアルオープン以来、チェックイン・アウトの自動システム、宿泊者無料のコミュニケーション空間「ビジネスラウンジ」での朝の軽食サービス「N’s Morning」、宿泊者専用ロッカーの設置など、モバイルネイティブなビジネスユーザーのための独自のサービスを展開してまいりました。今回ロボットを活用したサービスを新たに開始することで、利便性の高いクイックサービスがチェックインからチェックアウトまで一貫して可能になり、東京の新たな玄関口 品川を代表する新スタイルのシティホテルとして更なる進化を図ってまいります。

当社は、今回の「Relay(リレイ)」導入をはじめ、昨年開業したザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町では全客室にタブレット設置した「ルームマネジメントシステム」を、2019年度(予定)にはICT・AIを活用した新ブランド「Prince Smart Inn(プリンス スマート イン)」を開始するなど、お客さまの利便性と快適性の向上を追求するため今後も最先端のICT・AIを活用したさまざまな取り組みを行ってまいります。

1．サービスの流れ
1.客室から電話でオーダー
2.スタッフがロビーで「Relay」に荷物をセット
3.ロビーを出発・エレベーターも自動搭乗
4.障害物や人を回避しながら移動
5.電話で到着をお知らせ・お客さまが荷物を取り出す
6.ロビーに戻り自動充電

障害物や人を回避しながら移動

スタッフがロビーで「Relay」に荷物をセット

【運用開始日】 2017年10月2日（月）
【導入ホテル】 品川プリンスホテル Nタワー
【導入台数】 1台

Savioke(サビオーク), Inc. について： 2013年設立。本社はアメリカ カリフォルニア州。人々の生活をより良いものにするため、人がいる環境で動作できる自律型搬送ロボットを開発、展開している世界的リーダー企業。
※当社の「Relay」導入にあたっては、NECネッツエスアイ株式会社が、ロボットのサービス提供、およびロボットの運用に必要な構内通信機器や自動ドア、エレベーターとの連携のための事前施工などのインテグレーションを担当しています。

2．品川プリンスホテル Nタワー概要

品川プリンスホテル Nタワー

【リニューアルオープン日】 2013年3月29日
【客室数】 257室
【その他施設】 宿泊者専用「ビジネスラウンジ」、ミーティングルーム
【TEL】 03-3440-1111
 ＜Nタワーが提供する主なサービス内容＞
2013年3月　名称新たに「Nタワー」としてリニューアルオープン
　　　　　　・宿泊者が無料で利用できるコミュニケーション空間
　　　　　　　「ビジネスラウンジ」
　　　　　　・機能的な客室
　　　　　　・チェックイン・アウトの自動システムの採用
　　　　　　・宿泊者専用ロッカーの設置
2014年11月　軽食サービスを含む朝時間を提案する「N’s Morning」を開始
2017年10月　ロボットによるデリバリーサービス運用開始

※上記内容は2017年9月14日現在の情報であり、変更になる場合がございます。
※画像はイメージです。